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「お父さんって何だと思う?」娘の答えは…

「朝メシまで」というテレ朝の番組を知っていますか。
夜中に仕事を始める人たちにスポットをあて、どんな朝食を食べているか、働く人々のストーリーを追う番組です。

すこし前に放送された山梨のパン屋の親子。
いまは亡きお父さんお母さんが始めたパン屋さんを受け継ぐ、男性の物語。
男性は
「お父さんが作ったお店の看板に泥を塗らないよう頑張ります」
「お客さんから、お父さんのパンの味と同じで美味しいと言われ嬉しかったです」
と言っていました。
番組内で両親のことを呼ぶとき、お父さんって言うんです。
そのお父さんって呼び方に、親を慕う心を感じて。
普通、こういうとき「父は」だったり「オヤジは…」って言う人が多いじゃないですか。
テレビならなおさら。
でもこの男性は終始、お父さんって呼んでました。
本当にお父さんのことが好きなんだなぁって。

うちには娘が2人います。
「ママ、絵を描いたから見て」
「ママ、お菓子食べたい」
何かにつけてママ、ママと言っています。

普段、家にいられる時間が少なくて、家族と接する時間が少ないからでしょうか…(面目ない)。
トト(お父さん)が呼ばれることは少ないように思います。
子どもにとって母性は大きい存在のようです。

そこでふと思うのです。
お父さんってなんなんだろうって。
先日の善根宿NITEでも仲さんとのトークでお父さんの話題が出ました。

お父さんって何だと思う?って嫁さんと話していたら、近くで話を聞いていた次女が
「かっこよくて優しいトトだよー!」って言ってくれて。
次女は特にお母さん子なので、そんなふうに言ってくれて嬉しかったですね。

聞くところによると子どもは母親、父親にそれぞれ求めるものが違うそうです。
お母さんには安心や保護を求めて、お父さんには好奇心や意外性、おどろきなどを求めているそうです。

私の父親は車や機械が好きな人でした。
小さいころから環七の陸橋から車をずーっと眺めたり、祖父が仕事道具を手入れするのを「これなぁに?これはなぁに?」って聞いたりしてたみたいです。
自分の好奇心旺盛なところは父親に似たのかもしれません。
…いや好奇心旺盛なのは母親もか。

娘との会話が
「今日の給食は何だった?授業は何を学んだ?」
と、質問中心になりがちなので
「いいか、本をたくさん読んで色んな音楽を聴きなさい」
とか
「どこにいってもイヤなやつはいる。理由なんてない。仕方のないことなんだ」
など、伝えることを中心にしていこうと思った今日この頃です。